特別支援教育に関するFAQ(※カテゴリを選択してください)
特別支援学級と通級による指導の違いは何ですか。
特別支援学級では,大半の時間(週の授業時数の半分以上)を特別支援学級で学ぶこととされています。一方,「通級による指導」は,大部分の授業を通常の学級で受けながら,一部,障がいに応じた特別の指導を特別な場(通級指導教室)で受ける指導形態で,障がいによる学習上又は生活上の困難を改善し,又は,克服するため,特別支援学校学習指導要領の「自立活動」に相当する指導を行います。
指導時間は,週1単位時間~8単位時間程度,LD,ADHDの児童生徒は年間10単位時間~280単位時間となっています。なお,特別支援学級に在籍する児童生徒は,通級による指導を受けることはできません。
幼児児童生徒への指導・支援方法で困ったり,悩んだりしたときに,どこに相談すればいいですか?
(1)総合教育センター特別支援・相談課では,次のような相談支援を行っています。
○相談の対象・・・幼児児童生徒,保護者,教職員
○相談日と時間・・・月曜日から金曜日。午前9時から午後5時まで
○相談の内容・・・不登校やひきこもりなどの相談や,発達障がいを含む障がいのある子どもについての相談等に応じます。保護者からの相談はもちろん,教職員の指導上の質問や相談にも応じます。
総合教育センター特別支援・相談課
こころとからだのサポートセンター
電話 088-672-5200
FAX 088-672-5229
メールアドレス tokubetsushien@mt.tokushima-ec.ed.jp
(2)徳島県では,地域の各学校等に在籍する特別な支援を必要とする幼児児童生徒等の相談や関係機関との連携を支援し,特別支援教育の充実を図ることを目的として,特別支援教育巡回相談員を配置しています。
<特別支援学校>
地域の特別支援教育に関する相談のセンターとして,その教育上の専門性を生かし,地域の小・中学校等の教員や保護者に対して教育相談等の取組を実施しています。
相談は,学校を通してお申し込みください。
学校名 | 電話番号 | 支援地域 |
徳島視覚支援学校 | 088-622-6255 | 東部・北部 |
徳島聴覚支援学校 | 088-652-8594 | 〃 |
板野支援学校 | 088-672-3456 | 〃 |
国府支援学校 | 088-642-4055 | 〃 |
ひのみね支援学校 | 0885-32-7847 | 南部 |
みなと高等学園 | 0885-34-9100 | 〃 |
阿南支援学校 | 0884-22-2010 | 〃 |
阿南支援学校ひわさ分校 | 0884-77-2181 | 〃 |
鴨島支援学校 | 0883-24-6670 | 西部 |
池田支援学校 | 0883-72-5281 | 〃 |
池田支援学校美馬分校 |
0883-55―2237 | 〃 |
※支援地域を決めていますが、障がいの種別等によってはその限りではありません。
東部・北部:徳島市、鳴門市、名西郡、名東郡、板野郡
南部:小松島市、阿南市、勝浦郡、那賀郡、海部郡
西部:吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、美馬郡、三好郡
<小・中学校>
特別支援教育に関する専門的知識を有する9名を選任し,配置しています。
相談は,学校を通してお申し込みください。
市町村名 | 学校名 | 電話番号 | 支援地域 |
徳島市 | 国府小学校 | 088-642-1013 | 東部・北部 |
〃 | 上八万中学校 | 088-644-0050 | 〃 |
藍住町 | 藍住西小学校 | 088-692-2436 | 〃 |
小松島市 | 児安小学校 | 0885-32-0171 | 南部 |
阿南市 | 富岡小学校 | 0884-22-0066 | 〃 |
〃 | 平島小学校 | 0884-42-0039 | 〃 |
吉野川市 | 高越小学校 | 0883-42-2022 | 西部 |
美馬市 | 岩倉中学校 | 0883-52-3303 | 〃 |
三好市 | 芝生小学校 | 0883-77-2004 | 〃 |
※支援地域を決めていますが、障がいの種別等によってはその限りではありません。
東部・北部:徳島市、鳴門市、名西郡、名東郡、板野郡
南部:小松島市、阿南市、勝浦郡、那賀郡、海部郡
西部:吉野川市、阿波市、美馬市、三好市、美馬郡、三好郡
特別支援学級には,どのような障がいの種類や程度の児童生徒が在籍していますか。
特別支援学級は,「障害のある児童生徒等に対する早期からの一貫した支援について(通知)」(25文科初第756号)において,学校教育法第81条第2項の規定に元づいて,特別支援学級を置く場合には,以下の障がいの種類及び程度の児童生徒のうち,特別支援学級において教育を受けることが適当であると認める者を対象としています。
知的障がい学級 | 知的発達の遅滞があり,他人との意思疎通に軽度の困難があり日常生活を営むのに一部援助を必要で,社会生活への適応が困難である程度のもの |
肢体不自由学級 | 補装具によっても歩行や筆記等日常生活における基本的な動作に軽度の困難がある程度のもの。 |
病弱・身体虚弱学級 |
慢性の呼吸器疾患その他疾患の状態が持続的又は間欠的に医療又は生活の管理を必要とする程度のもの。 身体虚弱の状態が持続的に生活の管理を必要とする程度のもの。 |
弱視学級 | 拡大鏡等の使用によっても通常の文字,図形等の視覚による認識が困難な程度のもの。 |
難聴学級 | 補聴器等の使用によっても通常の話声を解することが困難な程度のもの。 |
言語学級 | 口蓋裂,構音器官のまひ等器質的又は機能的な構音障害のある者,吃音等話し言葉におけるリズムの障害のある者,話す,聞く等言語機能の基礎的事項に発達の遅れがある者,その他これに準じる者(これらの障害が主として他の障害に起因するものではない者に限る。)で,その程度が著しいもの。 |
自閉症・情緒がい学級 |
自閉症又はそれに類するもので,他人との意思疎通及び対人関係の形成が困難である程度のもの。 主として心理的な要因による選択性かん黙等があるもので,社会生活への適応が困難である程度のもの。 |
各教科等を合わせた指導とはどのような指導ですか。
各教科等を合わせた指導とは,各教科,道徳科,特別活動,自立活動及び小学部においては外国語活動の一部又は全部を合わせて指導を行うことをいいます。知的障がい者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校においては,児童生徒の学校での生活を基盤として,学習や生活の流れに即して学んでいくことが効果的であることから従前より実施されています。
各教科等を合わせた指導には、どのようなものがありますか。
知的障がい者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校においては,学校での生活を基盤として,学習や生活の流れに即して学ぶことが効果的であることから,「日常生活の指導」「遊びの指導」「生活単元学習」「作業学習」などとして実践しています,
〒779-0108 徳島県板野郡板野町犬伏字東谷1-7
電話:088-672-5200(相談専用)
088-602-7285(教育相談担当)
088-602-7205(特別支援担当)
FAX:088-672-5229
e-mail:tokubetsushien@mt.tokushima-ec.ed.jp