PBSのキャンペーンでは具体的な行動を１つ決めて取り組むことが多い中で、さすがレジェンドの加茂小学校！子どもたち自身にチャレンジしたい行動を決めさせて取り組ませたというところがさすがです！PBSの進化型を見せていただきました。ちょっとだけ低い目標にされたのも、成功のポイントだと思います。家庭でも声かけしてもらえるよう、保護者に共有されたのも大事な点ですね！ 

行動目標が段階別に分かりやすく視覚化されており、タブレットやあいさつの 木などの繰り返しやすくする工夫が素晴らしいです。特に一人一台タブレット をスクールワイドＰＢＳに効果的に活用されている点は、他校のよい参考にな ると感じる素晴らしい実践です。児童のアンケートや地域の人・来校者からの 評価など、取り組みによる子どもの変化を評価していく取り組みも素敵です。 昨年度の実践から更にバージョンアップされており、学校力の高さを強く感じ ました！ 

児童の委員会活動を効果的に活用した主体的な取り組みが特徴的な実践です。特に、「健康貯金」や「心の豊かさ」を視覚的に示す工夫により、児童自身が目標を意識しながら行動変容に取り組める点が優れています。委員会活動の連携による相乗効果で、学校全体に前向きな雰囲気が醸成されている点も高く評価できます。

取組の成果を掲示物にすることで，子どもたちにとっても自分たちの頑張りが視覚化されてよいフィードバックになっていたと思います！今回は「話を聞く」でしたが、別の行動に対しても同じようなしかけが応用できそうですね。また、【成功のポイント】にもあるように、先生方全員が同じ方向を向いて実践されているということを感じます。スクールワイドでＰＢＳを実践するにあたって、先生方の称賛するポイントがそろうと、子どもたちの成功体験も増加していくので、 より素晴らしい実践につながっているのだと思います。 

本取組では、生徒がお互いのよいところに注目し、ポジティブなフィードバックを行う工夫がされている点が素晴らしいです。特に、生徒が書いたメッセージ が掲示されるだけでなく、先生方がそれを積極的に活用し、個々の生徒への声掛けや保護者への情報提供につなげている点は、生徒の気づきを広げ、 学級・学校全体の肯定的な雰囲気を高める効果的な取り組みです。 

「エプロンレンジャー」など、子どもたちが「やってみたい」と思える工夫が素晴らしいです。また、５年生が活躍できる場面をたくさん設定するという工夫により、先生の称賛機会も増え、子どもたちの望ましい行動の増加につながったのではないかと思います。繰り返しやすくする工夫として、２年生担任の先生と協力しながら工夫して子どもたちの思いをつないでいく取組をされている点も素敵です。

本取組では、「”きちんと”片付ける」の“きちんと”の部分を、２つの具体的な片付けポイントとして示している点が素晴らしいです。さらに、ポジティブなフィー ドバックが個人と集団の両方に対して行われていることや、提供者が先生だけでなく子どもたち（給食委員会）にも広がっている点は、効果的な実践として高く評価できます。ゼロからすべてを生み出すだけではなく、他校の実践をうまく自校に取り入れていくという柔軟性も、PBSの実践を根付かせていく上 で、成功の秘訣ではないかと思います。

生徒会を中心とした主体的な取り組みと、データに基づく効果検証により、学校全体での確かな変容が見られる素晴らしい実践です。特に、ポジティブ行動支援と人権教育を見事に融合させ、生徒同士が互いを認め合い、高め合う学校文化の創造に成功している点が特筆に値します。全教職員が一丸となった組織的な取り組みは、他校のモデルとなる優れた実践といえます。

本取組では、図書委員会の子どもたちが中心となって進めている点（それを先生方がサポートされていることも含めて）が素晴らしいです。また、読んだ本の紹介を図書委員会の児童だけでなく他の児童にも広げることで、自分が読んだ本の魅力を言葉にして伝えるアウトプットの機会を生み出している点も、とても意義深い取り組みです。

「きらきら」の定義を繰り返し説明することで、誰もがきらきらしたところをもっていることに気づき、それを見つけられるになったのが素晴らしいと思います。 更に定義の説明だけでなく、実践を始めるにあたって、先生がモデルを示したことで、子どもたちも取り組みやすかったのではないかと思います。教室掲 示による見える化も素敵です。また、学年通信や授業参観日など、積極的に 保護者への情報提供につなげている点は、子どもたちの意欲を高める効果的な取り組みです。

委員会活動を効果的に活用して、子どもたちが主体的に取り組めるように工 夫されていると感じました。かえるをひっくり返すというアイデアがとてもユニー クで、また子どもたちにも楽しく取り組める工夫で素敵でした。視覚的にわかりやすいイラストを活用することによって、よりポジティブな雰囲気が生まれやすくなったではないかと思います。次のステップとして実際の場面でこのリフレーミングの練習ができていくといいですね！ 

これまで大切にされてきた「なかまの像」に絡めた取組みにされたのが素敵です。目標達成の際のビー玉を1〜3個と段階別にされたり、容器の写真を毎日撮影して見える化されたのも、達成感に繋げるためのよい工夫だと思います。 職員室に毎日の結果を記録し、共有するなど、丁寧に実践されてきたことがうかがえます。データをもとに振り返りを行うことで、次回の実践がより効果的なものになっていきます。これからの取組が非常に楽しみです。